Q: “脚やせ”のエクササイズってどうなんですか?
最近、雑誌などで「モデルの体幹ダイエット」というのを見ますが、どうなんですか?
内容は、エクササイズ中心の方法です。
エクササイズ自体もよくあるもので、真新しいやり方ではありません。
「運動では“下半身太り”は解消できない」と、小倉先生は以前から言ってますし、自身も仕事柄、様々な運動を試しましたが「脚やせ」に成功したことはありません。
それとも、モデルさんのやる運動なら変わるんでしょうか?
《30代:ジムインストラクター》
A: 運動で《下半身太り》を解消できる確率は…【1%】もないかも。
「モデルの体幹ダイエット」???
全然知らないし、興味もない(笑)
内容も方法も聞いたことがないから、質問者の情報をもとに答えますね^ ^
まず、第1のツッコミどころだけど…
“モデル”のほとんどが、ダイエットでその体型をつくったわけじゃない(笑)
元々、それなりに痩せててスタイルが良かったから、“モデル”になれたんだ ƪ(˘⌣˘)ʃ
モデルも、ある意味《才能》の世界だ。
それなりにスタイルが根本的に良くないと、まともな事務所なら所属もできない。
“自称”モデルなんかは、別としてね(笑)
『日本初の芸能界専門パーソナルトレーナー』として、芸能界に“18年前”から関わってきたボクだから断言できる。
もちろん「もっと美しい体型になりたい」なんてモデルはたくさんいる。
ボクも、そういった子達は指導してきた。
ただ、ハッキリ言えるのは、『モデルの指導はラク&簡単』…ってこと。
正しい指導を、ちょこっとするだけで、ガラッと変わる(°▽°)
例えば、ウエストが元々60cm前後の子を、55cm以下にするのは難しくない。
だって、“体型”だけではなく“体質”的にも恵まれてる子達だよ?
頭の良い子に勉強を教えるのと同じ(笑)
だから、モデルの体型管理の指導なんて自慢にもならない (°_°)
さて、本題にも戻ろう。
『下半身太り』ってのを簡単に説明すると…
【上半身(胴体)に比べて、下半身(脚)が太くて、全身のバランスが悪い】
これは、その人の動作(筋肉の使い方)で長年かけてつくられたものが、ほとんど。
脚は日常で、常に“重力”による負荷がかかり、《筋肉が肥大》することで太くなる。
『下半身太り』は“脂肪”で太くなるのでなく《筋肉太り》なんだ(ㆀ˘・з・˘)
だから、エクササイズなんて必要ない!
ボクの『ハビットコントロール理論』の【活動習慣(立つ、歩く、座る等)】が大きな要因になっているわけだ。
要は《動作のクセ》ってこと。
そんな癖を、簡単なエクササイズなどの運動で改善できるわけがない(笑)
日本を代表するトップアスリートですら、あらゆるトレーニングでも直せないから、ボクのもとに習いにくるんですよ?
アスリートの最先端トレーニングでも駄目なのに、ダイエットのエクササイズで改善できるはずがない(笑)
例えば、“全体的”に太っている人なんかが、痩せる過程でそういったエクササイズをやれば、脚も細くなることはあるだろう。
でも、それは「下半身太りの解消」というわけではないでしょ?
ただ「全体的に痩せた」だけ(°_°)
それなら、知識が多少ある指導者なら誰でもできる。
なので、いま全体的に太っているなら、エクササイズなんかでも脚のサイズに影響はあるかもしれない。
しかし、上半身(胴体)とのバランスが悪い『下半身太り』の《脚の太さ》に悩む人は、エクササイズでは無理だ!
アナタはどっちか???
【全体的に太っていて、脚も太い】
それとも…
【上半身(胴体)に比べて、脚が太く、バランスが悪い】
それによって、全然変わります(・∀・)
ちなみに、ボクならどちらでも…
太 も も ⇒ − 5〜15cm(片側)
ふくらはぎ⇒ − 2.5〜8cm(片側)
…の範囲なら【100%】落とせる☆
《下半身太り》も、ここまで落とせるのは、『ハビットコントロール』だけ٩( ᐛ )و
それこそ、医療従事者やトップアスリートに採用される理論はほとんどありません!
本気なら、一時の流行りに飛びつくな(笑)